GoogleAnalyticsってどこ見ればいいの?見るべき数字の基本とは
2017/04/14
GoogleAnalyticsってどこ見ればいいの?見るべき数字の基本とは
さて、今日はGoogleAnalyticsで見るべき数字について書いてみます。サイトや広告の改善にはデータを見なさいと言われますが、ハテ、どこをみればいいのやらという人に向けて。
Analytics分析とは?どんな視点で見ればいいのかについて
まず、分析とは?Google先生に聞いてみたところ「物事をいくつかの要素に分け、その要素・成分・構成などを細かい点まではっきりさせること」とのこと。つまりPPC広告やサイト制作におけるデータ分析とは、データを整理したり分類することにより、意味のある情報にしていくことです。それにより現状の課題を見つけたり解決策を導き出したりすることができるわけですね。
では、実際どんなことをするかといいますと…
1.直帰率の高いページを改良する
2.検索クエリを元に、ページタイトルや見出しを変更する
3.成果の出たキーワードや要素を見て、コンテンツを改良する
影響の大きなものを見極めて、そこから改善することで効果が出やすくなります。
じゃあ、実際にはどこを見たらいい?
では実際にはどの数字を見たらいいのかというと、とりあえず見るべきなのはこの5つです。
1.訪問しているユーザー数
2.検索クエリ
3.直帰率と滞在時間、サイト内でのユーザーの行動
4.流入経路
5.お問い合わせや予約などのコンバージョンに至った人の行動
訪問しているユーザー数を確認する方法
どのくらいの人が自分のサイトを見ているのか?すごく気になりますよね。
GoogleAnalyticsの「ユーザー」→「サマリー」の順番にクリックして、「ユーザー」を確認してみてください。
「セッション」はユーザーがサイトを訪問した数です。
「ページビュー数」はページの閲覧数で、よく「PV」と略されます。
検索クエリを確認する方法
検索クエリとは、サイトに訪れた人が実際にどんなキーワードで流入してきたのかを知るためのものです。
GoogleAnalyticsの「集客」→「キャンペーン」→「オーガニック検索」を確認してください。
たとえば、「お灸 効果」というキーワードでサイトを訪れている人やそれによりコンバージョンが発生しているケースが多い場合には、そのキーワードをいれたコンテンツを作成すればさらに効果が見込めるわけですね。
直帰率と滞在時間(平均セッション時間)、サイト内でのユーザーの行動を確認する方法
直帰率が高いページや滞在時間が短いページというのは、訪問してきた人のニーズを満たせていないことが多いです。そのため、そのページを再度検討し直すことが必要です。
GoogleAnalyticsの「行動」→「サイトコンテンツ」をクリックして、それぞれの項目を確認します。
どのページがどのくらいの数、時間見られているのか、また離脱しているのはどのページなのか、ここから知ることが出来ます。
流入経路を確認する方法
ユーザーがどのサイトから流入してきたのか?も、大事なポイントです。
例えば自社のFacebookやホットペッパーなど、自社サイト以外からの流入がどのくらいあったのかを知ることで、どこに力を入れるべきかがわかります。
流入経路を確認するには、GoogleAnalyticsの「集客」→「サマリー」→「すべてのトラフィック」→「参照サイト」を確認してみてください。
お問い合わせや予約などのコンバージョンに至った人の行動を確認する方法
コンバージョンに至った人の行動を確認するのが、一番重要かもしれません。
GoogleAnalyticsの「コンバージョン」→「目標」を確認してください。
目標完了したページや、目標達成のプロセスなどを見ることができます。
※これを確認するには、予め目標設定が必要です
サイトリニューアルやPPC広告には欠かせないGoogleAnalytics分析。
ぜひ今日ご紹介した内容を元に、実践してみてくださいね。