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ユーザーの検索意図を知ろう!除外キーワードを設定するときのポイント

      2017/04/27

突然ですが、私は小学生の時から算数の文章問題で「その日の朝に限って兄弟で一緒に家を出なかった理由」とか考えだしてしまう文系です。うん、まぁ文系というか、注意力散漫なだけですね。

さて、今日も元気に除外キーワードを設定していたんですが、検索クエリってつくづくユーザーの生活が垣間見えるものですね。80%位は自身の妄想力で補っているんですけどね。妄想し出すと、ほとんど趣味みたいになってしまうんですが。

「腰痛 バリつら」

とか見つけるとね、なんかこの人今頃どうやって過ごしてるのかとか考えちゃうんですよね。
言葉遣いからして、ヤンキー卒業したてのママかなとか。異様にでかいキティちゃんのクッションにもたれてスマホで検索してんのかなとか。
…しかし「バリつら」ってな。ホントに痛そう。

「腰痛 治療」

とかの冷静なキーワード見つけた時より目がいきますよね、やっぱり。

さて、今日はそんな共感力が高すぎて仕事が進まないあなたにぴったりの記事です。
クエリには3つのタイプがあって、そのことを知っておくと除外キーワードの設定が俄然やりやすくなるんです。

除外キーワードの必要性と設定方法については、この記事も参考にしてみてください。

ユーザーの検索意図を知ろう!除外キーワードを設定するときのポイント

ユーザーの検索意図を知るメリット

ユーザーの検索意図を知ることで、ユーザーが何を求めて検索してサイトに流入したのかがわかります。
それにより、成果につながりやすいキーワードは追加、そうでないキーワードはさくさくっと除外しちゃいましょう。
そうすることで、成果につながりやすいキーワードのときだけ広告を表示することができるようになり、無駄なクリックを減らすことができてきます。

検索クエリ3タイプとは?

検索クエリには3つのタイプがあります。GoogleでDo-Know-Goと言われるものです。順に説明していきます。

Do:Transactinal(取引型)

これがDoと言われるもので、アクションを起こしたいという意図が含まれるキーワードです。
つまり、これが一番コンバージョンにつながるキーワードな訳ですね。

例えば

「予約したい」→「サロン 予約」
「資料請求したい」→「保険 資料」
「オンラインゲームをダウンロードしたい」→「ゲーム ダウンロード」
「商品を購入したい」→「商品名 通販」

当然、こういったキーワードは競合も入札してくるので、価格が高くなる傾向があります。

Know:Informational(情報型)

これがKnowと言われるもので、情報収集したいという意図が含まれるキーワードです。
例えば

「ヘルニアってなんだろう?」→「ヘルニアとは」
「レソト王国ってどこにあるんだろう?」→「レソト王国 場所」
「魚の冷凍保存ってどのくらいの期間できるんだろう?」→「魚 冷凍 期間」
「結婚パーティに出席するときの服装等、マナーを知りたい」→「結婚パーティ マナー」

こういったキーワードの場合、「知る」ことを目的としているのでKnowですね。

Go:Navigational(案内型)

これはGoと言われるもので、ユーザーの中で「ここ!」というブランドや店名が決まっているときに使われるキーワードです。
例えば

「GoogleDriveにアクセスしたい」→「Google Drive」
「フェリシモで雑貨を買いたい」→「フェリシモ 雑貨」
「万博記念公園に行きたい」→「万博記念公園 行き方」
「スターバックスのメニューを見たい」→「スターバックス メニュー」

ユーザーの頭の中で、すでに目的のサイトが決まっているキーワードですね。
特定のページに「行く」検索クエリなので、Goですね。

このように、検索クエリをDo Know Goで分類し、必要なのかそうでないのかを判断していきます。

また、今回は除外キーワードに役立つ内容ということでお伝えしましたが、これはキーワード選定やコンテンツを作成するときにも役立つ考え方です。
ぜひ覚えておいてくださいね。

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