SEO VS PPC！本当に効果的なのは一体どちら？
2017/04/14
SEO VS PPC！本当に効果的なのは一体どちら？
今日はSEOとPPCのどちらが効果的か、書いてみたいと思います。
PPCとは？
PPCはリスティング広告、検索連動型広告とも呼ばれています。
GoogleやYahoo！で検索した時、画面の上下に表示されている「広告」のエリア。
あれは広告主がGoogleやYahoo！に費用を払ってあのエリアを買っているんですね。
PPCは入札形式で、どのキーワードで出稿するかによって1クリックあたりの金額が変わります。
入札なので、同じキーワードで出稿する競合が多ければ多いほど費用は高くなりますし、競合が少なければ低くなります。
SEOとは？
SEOは検索エンジン最適化とも呼ばれています。
SEO対策というのは、検索エンジンの上位に自分のサイトが表示されるようにすることです。
最近はGoogleのアルゴリズム更新により、小手先のSEO対策は使えなくなっています。
SEO対策とはターゲットに対して有益な情報を提供すること、そしてその内容を検索エンジンに正しく伝えることです。
今日は両方のメリット・デメリットを正しく理解して、そのサイトの目的に沿った施策を考えてみます。
PPC広告で効果が出るターゲットは数が少ない
以前はLPを作ってPPC広告にお金をかければ利益が出ていました。ただ、最近はPPC広告を打つ会社が増えたこともあり、広告費が高騰しています。
そのため、資本力を持つ競合が現れたらPPC広告が出せなくなるということは、今後十分に考えられます。
PPC広告で狙うターゲットは、「今スグこれを何とかしたい」「これについて解決できるお店はないか？」という、すぐに商品を購入したり予約したりしてくれる人です。
それ以外で検索をしている人は、「どうしようか悩み中」「気にはなるけど、すぐに必要なわけではない」といった人なので、すぐに商品を購入したり予約に結びついたりはしません。
PPC広告は有料なので、すぐに成果に結びつかなければマイナスになってしまいます。
つまり、PPCで狙うターゲットは非常に数が少ないので、競合が現れるとたちまち奪い合いになってしまうわけなんです。
SEOは手間がかかるけれど、無料でできて効果は長期間続くこともある
そこで必要なのが、コンテンツです。有効なコンテンツをたくさん作ることで、SEO対策ができます。
そもそもサイトにお客さんが見たいと思うようなコンテンツがない為、広告で手っ取り早く宣伝しサイトに流入させているので、そこにお金がかかっているわけです。
そこで、ターゲットが興味を持つようなコンテンツがサイトにあれば、その情報を見たくてターゲットは自然と集まってきます。
ターゲットとの信頼関係もできます。そうなれば、宣伝をしなくてもターゲットはサイトを見てくれて、その中から購入や予約に結びつくでしょう。
SEO対策は(手間をいとわなければ)タダでできます！しかも一度効果的なコンテンツを作れば、その効果は長期間続きます。
また、今すぐに商品を購入したり予約を入れてくれるようなターゲットだけを狙わなくても、関連記事をたくさん上げて会社を覚えてもらうことができます。
しかし、コンテンツを作るには、非常に手間がかかることはご存じの通りです。
また、お金になる商材はすでに競合が多くいますので、上位表示されるのはなかなか難しいです。
PPCに比べると、SEOは対策に手間がかかり、成果が出るまでに最低でも半年ほどみる必要がありますし、手間をかけたからといって必ず上位表示されるわけではありません。
PPCはSEOに比べてすぐに効果が出やすいけれど、お金がかかる
一方、PPCはお金がかかりますが、やはりそれだけすぐに効果が現れます。
1クリックいくらで広告費用が発生するので、利益率を計算してやめたいときにはすぐにやめられるというのも、メリットだと思います。
ただ、成果を出し続けるにはお金がかかりますし、入札式ですので現在はモトが取れていても将来競合が現れたときにはさらにお金を投じる必要も出てきます。
それぞれの特徴を知って、上手に手間とお金をかける
両方それぞれにメリット・デメリットがあるということですね。
つまり、SEOとPPC、どちらがいいということはありません。両方にバランスよくお金や時間をかけていく必要があります。
それで、将来的にPPCが打てなくなっても困らないよう、SEO対策のためターゲットのニーズに沿ったコンテンツを作り関係を築きつつ、PPCを打って集客するのもいい方法だと思います。
施策はSEO、PPCだけではなく、ソーシャルメディアの活用やメールマガジンの配信などもあるので、色々情報収集してみてくださいね。
ターゲットのニーズを把握する方法については、また次回書いてみたいと思います。